22日午前3時ごろ、京都市南区西九条猪熊町の福田寺に複数の男らが押し入り、就寝中の住職の男性(62)と弟の副住職(60)の手や足を電気コードで縛ったうえ、「金、金」などと要求。男らは室内を物色し、住職の部屋にあった現金約200万円を奪い逃走した。けが人はいなかった。南署が強盗事件として捜査している。
南署によると、男らは3、4人いたとみられるが、全員の性別や国籍などは不明。敷地内にある住居などの窓ガラス2枚が割られており、そこから侵入したとみられる。
事件当時、住居には住職の母親(90)もおり、就寝中だったが縛られておらず、住職らの叫び声で犯行に気づき、午前4時半ごろ、そばにあった電話で110番した。副住職もほぼ同じころ自力で縛られていたコードをほどき、そばの交番に駆け込んだという。
福田寺はJR京都駅の南西約800メートル。世界遺産・東寺(南区)の北東の住宅街の中にある。
近くに住む無職、中条カヨさん(67)は「正月にお参りしたばかり。お寺でこんなことがあるなんて怖い」と話していた。
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